こんにちは。やごころ店長の相羽です。
父の日の始まりは100年以上前のアメリカ。当時、「母の日」はすでにあったため、同じように「父に感謝する日」として始まったそうです。
日本で広まったのは1980年代だそう。本場に比べると歴史は浅いのですね。
ということで、「やごころ」でも父の日セール開催中です!
今回は気になる「酵素」のお話しです♪
「酵素」って何なの?
健康のためにいいとか、美容にもいいとか、何かと耳にする「酵素」。でも酵素って、そもそもどんなものなのでしょうか。
酵素をたった7文字で説明すると
「働くタンパク質」
酵素はタンパク質でできています。
酵素にはさまざまな種類があり、それぞれにさまざまな働きを持っています。
例えば、私たちの口や胃や腸にある「消化酵素」という酵素は、食べ物の中の栄養素をハサミのようにチョキチョキと切って、分解してくれます。
小さく分解する事で、吸収しやすくしてくれるのです。
私たちの体の中で起こるさまざまな化学反応には「酵素」の力が欠かせません。
食べ物を消化、吸収することや、体を作ること、体の調子を整えることなど、あらゆる生き物の生命活動には酵素が必要です。
つまり、酵素がなければ生きていけないのです。
人間の体には、数千種類以上の酵素があると言われています。人間だけなく、植物も、微生物も、生き物はみんな酵素を使って生きているのです。
「酵素食品」とは
「酵素」と名のつく食品の多くは、「微生物が作る酵素」の働きを活かした「発酵食品」です。
その中でも、私たち日本人にいちばん身近なものが、麹菌を使った発酵食品です。
日本の「国菌」である麹菌は、古くから日本の食文化に欠かせないものです。
味噌・醤油・酒・酢・みりんはすべて麹菌を発酵させて作られています。
麹菌で発酵させることにより様々な成分が生まれます。
たとえば…
- 酵素
- 食べたものの分解を助ける酵素が、胃もたれや胸やけを防ぎます。
- コウジ酸
- メラニン色素の合成を抑え、美白効果があります。
- GABA(ギャバ)
- 精神安定作用、血圧安定作用があると言われます
他にも、麹菌で発酵させた食品には、ビタミンB群や必須アミノ酸が豊富に含まれています。
食べものから「酵素」をとる
食べものから「酵素」をとる最大のメリットは、「食べたものの分解を助ける」ことです。
「食べたものを分解する酵素」を多く含む食品は、大根や山芋などの野菜や、味噌などの麹菌を使った発酵食品です。
昔から私たち日本人は、焼き魚を食べるとき、てんぷらを食べるとき、おもちを食べるときなどに、大根おろしを一緒に食べています。私たちの祖先は、生の大根が食べたものの分解を助けてくれるということを、知っていたのですね。
酵素の弱点
酵素はたんぱく質のため、熱を加えると変性してしまいます。
生の大根や味噌なら酵素を取ることができますが、アツアツのおでんに入っている大根、ぐつぐつと煮込んだ味噌汁には、酵素は含まれていません。
酵素は私たちの生命活動を維持するうえでなくてはならないもの。食事をする時も、お酒を飲む時も、体の中で常に酵素が働いてくれていることに感謝の気持ちが湧いてきますね。
【参考記事】
酵素って何?体に良いって本当?管理栄養士が分かりやすく説明します
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